JA帯広かわにし様

「十勝川西長いも」の、出荷工程のコスト削減と海外輸出拡大を見据えた長期間の鮮度保持の目的で、TiMELESS®を導入した個別包装へ設備転換


地域ブランド「十勝川西長いも」の選果場(収穫した果菜を大きさ、形、色などを検査して、選別する施設) にて、選別から箱詰めまでの作業を完全自動化する設備を導入される際、「十勝川西長いも」の鮮度保持を目的に、TiMELESS®を採用した個別包装へと転換しています。従来の鮮度保持のために使用されるおが粉(おがくず)に比べ、コスト削減と他産地との差別化が図られ、海外への輸出拡大を推進されています。



TiMELESS®ユニットが搭載された包装機
TiMELESS®によって個包装された長いも
従来の人手による長芋の選別・箱詰め作業(イメージ)

TiMELESS® 採用の背景

JA帯広かわにし様では、「十勝川西長いも」の種子の全面更新に伴い、年間収穫量が2 割増の24,000 トンになることを見据え、2020年2月に選果場での選別から箱詰めまでの作業を完全自動化する設備を導入しました。その際、「十勝川西長いも」の鮮度を保持する目的で、従来使用してきたおが粉からピロー包装(1枚のフィルムを背中合わせの状態でシールをして筒状にし、底部をシールすることで切断した形状に包装する手法)へ変更。その結果、コスト削減、さらには量販店・小売店で問題視されていたおが粉の廃棄量削減も実現しました。


ただし、海外への輸出拡大を実現するには、海上コンテナでの輸送〜輸送先の国・地域における量販店・小売店への輸送〜消費者の自宅、という約2ヵ月の期間に耐えられる鮮度保持フィルムが必要不可欠に。そこで、当社がご紹介させていただいたTiMELESS®に着目され、アメリカのニューヨークとロサンゼルス、シンガポール、台湾などを輸送先とした試験を実施。検証した結果、求める結果が得られたことで、正式にTiMELESS®を採用されています。


長芋洗浄選別施設(HACCP・SQF 認証工場)
長芋洗浄選別施設(HACCP・SQF 認証工場)
9ライン全ての包装機にTiMELESS®ユニットを搭載
超音波ロールシーム溶着

JA帯広かわにし 青果部 生産調整課 課長 阿部様

当組合は、安全で安心してもらえる農畜産物を生産するために、生産者と一体になり鋭意研鑽しながら努力しております。平成20年3月に十勝川西長いもの選果場がHACCPの認証を取得、平成29年4月に十勝川西長いも洗浄選別施設がSQF 認証を取得しています。